【不動産】一括査定で「異常な高値」を提示する業者、その裏側
中古車や不動産、一括査定サイトを利用したことがある方なら、一度は目にしたことがあるでしょう。他社よりも明らかに高すぎる査定額。この“異常な高値”を提示する業者、果たして信頼できるのか?
異常高値のカラクリ
一括査定では、複数の業者が同時に見積もりを出します。本来の意図は「相場の透明化」と「売り手有利な条件の獲得」。ところが中には、市場価格を無視した異常な高値を提示する業者がいます。
なぜか?
答えはシンプルで、「まずは囲い込みたい」からです。
高値を提示することで他社との交渉を封じ、面談や電話で心理的に優位に立つ作戦です。しかし、実際の取引段階になると「再査定」と称して大幅に減額するケースが少なくありません。
売り手が知っておくべき「三つの真実」
相場を超える高値は、ほぼ例外なくリスクシグナル。
業者も慈善事業ではありません。市場より明らかに高い査定は何らかの「裏」があると考えるべきです。
「契約直前の減額」は常套手段。
最初は高額を提示し、契約間近になると「傷があった」「市場動向が変わった」などを理由に減額要求をしてくるケースが多発しています。
本当に高く売る方法は別にある。
複数社の見積もりを取り、平均的な高額提示をする業者と交渉する方が、結果的に高く・安全に売却できる可能性が高いのです。
透明性と業者選びの目利きがカギ
一括査定は便利なツールですが、「最高額業者=最良の業者」とは限りません。
異常な高値を見たら、「ラッキー」と思うのではなく、「なぜ?」と冷静に理由を問いましょう。そして、事前に相場を把握する努力も忘れてはいけません。
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