任意売却とは?競売を回避し、あなたの家を守る最終手段

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任意売却とは?競売を回避し、あなたの家を守る最終手段

「住宅ローンの返済が厳しく、このままでは家を失ってしまうかもしれない…」

もし今、あなたが住宅ローンの返済に悩んでいるなら、「任意売却」という選択肢をぜひ知っておいてください。

任意売却は、競売によって強制的に家を売却されてしまう事態を回避し、あなたの財産と未来の生活を守るための有効な手段です。

このコラムでは、任意売却の基礎知識から、競売との違い、具体的な手続きの流れ、そして専門家選びの重要性までを分かりやすく解説します。

不動産売却


1. 任意売却と競売、何が違う?

住宅ローンの返済が滞ると、金融機関は物件を差し押さえ、「競売」という形で強制的に売却しようとします。

任意売却競売
売却方法債権者(金融機関)の合意のもと、通常の不動産市場で売却裁判所が主導し、強制的に売却
売却価格市場価格に近い価格で売却できる可能性が高い市場価格より2~5割安くなることが多い
手続きの公開非公開裁判所の公告や情報誌に公開される
残債務の扱い債権者と話し合い、返済計画を立て直すことができる残った借金は一括返済を求められる
引渡し時期買主と調整して引っ越し時期を決められる買主が決定後、すぐに退去を求められる

競売に比べて、任意売却はより高い価格で売却でき、残った借金の負担を軽減できるという大きなメリットがあります。また、プライバシーが守られ、引っ越しの準備を計画的に進めることができます。


2. 任意売却のメリット・デメリット

メリット

  • 市場価格に近い価格での売却: 競売よりも高値で売却できる可能性が高く、ローンの残債を多く減らすことができます。
  • 残債務の交渉が可能: 売却後も残った借金について、無理のない範囲で分割払いの交渉が可能です。
  • プライバシーが守られる: 競売のように、物件情報が広く公開されることはありません。
  • 計画的な引越しが可能: 買主と交渉して、引越し時期を調整できます。

デメリット

  • 債権者の同意が必要: 金融機関などのすべての債権者の同意がなければ、成立しません。
  • 信用情報への影響: 任意売却は「金融事故」として扱われるため、信用情報機関に登録されます。
  • 交渉の難しさ: 債権者との交渉や、専門的な手続きが多く、個人で進めるのは非常に難しいです。

3. 任意売却の流れと専門家選びのポイント

任意売却は、専門的な知識と経験が不可欠です。以下に、一般的な流れと専門家を選ぶ上でのポイントをまとめます。

任意売却の一般的な流れ

  1. 専門家への相談: 任意売却を専門とする不動産会社や弁護士に相談
  2. 債権者との交渉: 専門家が代理で債権者と話し合い、任意売却の同意を得る
  3. 物件の査定・売却活動: 適切な価格を算出し、買い手を探す
  4. 売買契約の締結: 買主と売買契約を結び、物件を引き渡す
  5. 残債務の処理: 売却代金を債務の返済に充て、残った借金の返済計画を立て直す

専門家選びのポイント

  • 任意売却の実績が豊富か: 過去の成功事例や、解決件数を確認しましょう。
  • 債権者との交渉に強いか: 金融機関との交渉経験が豊富で、依頼主の利益を最大限に守る姿勢があるか。
  • 秘密厳守を徹底しているか: プライベートな情報を扱うため、プライバシー保護への配慮が欠かせません。

まとめ

住宅ローンの返済に苦しんでいる場合、競売になる前に、まず「任意売却」という選択肢を検討することが重要です。

任意売却は、競売よりも多くのメリットがあり、あなたの家と未来の生活を守るための手段となります。

ただし、複雑な手続きや交渉が必要となるため、一人で悩まずに必ず専門家に相談しましょう。

信頼できるパートナーを見つけることが、解決への第一歩となります。


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