不動産売却の基礎知識:媒介契約の種類と特徴|一般媒介、専任媒介、専属専任媒介
媒介契約の種類について
媒介契約というと売却と思われがちですが、購入についても媒介契約は必要です。実際は契約する直前に締結しているのが実情かと思いますが、今回はひとまず売却時についてのみお話致します。媒介には一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介の3種類です。
媒介契約の種類と内容
- 一般媒介契約: 複数の業者に重ねて依頼できます。
- 専任媒介契約: 1社のみに依頼し、重ねて依頼はできませんが、自分で見つけることはできます。
- 専属専任媒介契約: 1社のみに依頼し、自分で見つけることもできません。
今の時代は情報がネット経由で瞬時に広まるので、媒介契約に大きな差はないかと思います。ただ実務上、5社も10社も依頼されると、会社によっては積極的に宣伝をして売却活動をすることをやめてしまう会社もあると思われます。
大切なのは、売却する不動産や地域に精通しているか、どのように売却活動を行うのかが大事です。もちろんストックしている顧客の数も大切ですが、ほぼ100%お客様はかぶっていると思うので、顧客数だけをアピールする会社は避けたほうがいいと思います。