離婚時の不動産売却を成功させるための4つのポイント

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離婚時の不動産売却を成功させるための4つのポイント

離婚に際して不動産を売却する場合、通常の売却とは異なる多くの問題に直面することがあります。特に、夫婦共有名義の物件や住宅ローンが残っている場合、手続きが複雑になり、トラブルに発展するケースも少なくありません。

もし、適切な知識がないまま進めてしまうと、売却価格が不当に安くなったり、後の生活に大きな影響が出たりする可能性があります。

このコラムでは、離婚に伴う不動産売却を円満かつスムーズに進めるために、知っておくべき4つの重要なポイントを解説します。

リスタート


1. 財産分与と不動産評価の基礎知識

離婚時の不動産は「財産分与」の対象となります。その際、まず必要となるのが物件の価値を正確に評価することです。

【ポイント】

  • 売却を前提とした評価: 不動産会社に査定を依頼し、現在の市場価格を把握します。この査定額が、財産分与の基準となります。
  • 査定方法の理解: 複数の不動産会社に査定を依頼し、査定額の根拠(周辺の成約事例や物件の状態など)を比較検討しましょう。
  • 残債の確認: 住宅ローンが残っている場合は、その残債を正確に把握し、売却価格から差し引いた金額(純資産)を財産分与の対象とします。

2. 共有名義物件の売却とローンの名義変更

共有名義の物件を売却する場合、夫婦二人で売却に同意し、手続きを進める必要があります。どちらか一方が反対した場合、売却はできません。

また、ローンの名義変更は非常に困難なケースが多く、原則として売却してローンを完済するのが一般的です。

【ポイント】

  • 売却代金でローンを完済: 不動産を売却し、その代金で住宅ローンを一括返済します。
  • オーバーローンの場合: 売却価格がローンの残債を下回る場合(オーバーローン)、金融機関の同意なしには売却できません。

3. 円満な売却のための専門家との連携

離婚に伴う不動産売却では、夫婦間の感情的な対立が原因で話が進まなくなることが多々あります。

このような場合、第三者である専門家の力を借りることで、冷静かつ公平に手続きを進めることができます。

  • 弁護士: 離婚協議や財産分与の交渉において、法的なアドバイスを提供し、あなたの権利を守ります。
  • 不動産会社: 離婚案件に精通した担当者であれば、夫婦間の調整役となり、中立的な立場で売却活動をサポートしてくれます。
  • 税理士: 譲渡所得税など、売却に伴う税金に関する相談に乗ってくれます。

4. 信頼できるパートナー選びがトラブル回避の鍵

離婚というデリケートな問題を扱うため、専門家選びは非常に重要です。

  • 離婚案件の実績: 過去に離婚に伴う不動産売却をどれだけ手掛けてきたか、実績を確認しましょう。
  • 秘密厳守: プライベートな情報を扱うため、プライバシー保護の意識が高い専門家を選びましょう。
  • コミュニケーション: 担当者との相性も大切です。疑問や不安を気軽に相談できるか、信頼できるかを見極めましょう。

まとめ

離婚時の不動産売却は、財産分与、ローンの完済、感情的な問題など、多くの課題が複雑に絡み合います。

「正確な不動産評価」「共有名義やローンの理解」「専門家との連携」「信頼できるパートナー選び」という4つのポイントを押さえることで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズな売却を実現できます。

一人で悩まず、まずは離婚問題に詳しい専門家(弁護士や不動産会社など)に相談し、今後の見通しを立てることから始めてみてください。


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