【川崎市の戸建の売却】川崎市のコロナ禍での中古戸建住宅動向とは
コロナ禍でも中古マンションは価格が高騰している地域があります。その為、この時期に売却を検討される方も多いのではないでしょうか。それでは戸建ての動向はどうなっているのでしょうか。ここでは川崎市の戸建ての動向を見ていきます。
川崎市の戸建ての売却状況
昨年の川崎市での戸建ての成約件数は年間を通じて見てみると成約件数は上昇しています。2021年4月には前年と比べて115%も取引件数が増えています。
戸建てを売却する事情とは
コロナ禍でも売却が増加する傾向にはどのような事情があるのでしょうか。
一般的な売却事情も含めて考えていきます。
【戸建ての売却事情】
・家族が増え手狭になった為の買い替え
・子供が独立したので広くなってしまった為、売却
・相続による資産整理
・離婚による財産分与
・低金利のうちに買い替える
・高く売却が出来るうちに売りたい
・ライフスタイルの見直し
・住宅ローンの支払いの見通しが立たない、支払いが厳しい
赤字で記した事情はコロナ禍ならではと言えるかも知れません。住宅が高騰している間に売却をしたいなどのプラスの要因で売却を決める方もいます。
また、会社がテレワークになったことで出社する必要がなくなった為に会社に近い場所から環境が良い立地へ移り住む方もいます。
最近ではコロナの影響を受けて業種によっては規模を縮小したり、業績が不振となり収入が安定しなくなってしまい、住宅ローンの支払いが厳しい為に売却を検討する方も増えています。もともと川崎市の戸建て住宅の価格は安くはないので、住宅ローンを組んでいる場合は低金利と言えども支払いはそれなりにありますのでぎりぎりの状況となってしまうとリスクが伴ってしまいます。
住宅ローンの支払いが出来ないなどの状況では件の差押え、競売に発展することがありますので事前に相談をされることをお勧めいたします。
川崎市の戸建ての価格はどうなっているか
川崎市では2022年に入り、直近の1月では前年と比べて価格は13.2%上昇しています。昨年の1年では8割を超えて前年比を上回っています。
しかし、現状ではコロナ禍でのウッドショックによる木材の価格の上昇などにより新築住宅に跳ね返りがあり中古住宅の価格も上昇、住宅ローンの金利上昇を懸念して需要が拡大をしていることも要因となる為、中古住宅の価格がこのまま高騰を続けるとは考えにくい状況です
これから戸建てを売却しようとする方は価格が下落しても大丈夫なように事前に相談をしておくことや不動産市場の動向を確認しておくことが大切だと言えます。
記事監修者 かながわ行政書士事務所 代表 池田 晴香
行政書士
かながわ行政書士事務所ホームページ:https://kanagawa-gyosei.com/
WEB制作会社に営業として勤務後、学生時代から就職後も続けていた音楽関係の仕事をきっかけに
ラジオパーソナリティー、ナレーション、朗読などの声の仕事を始める。 30代、行政書士の仕事をスタート。
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