【初心者向け】不動産売却後の確定申告のやり方|必要書類や手順・特別控除まで解説
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【初心者向け】不動産売却後の確定申告のやり方|必要書類や手順・特別控除まで解説
不動産を売却した翌年は、原則として確定申告が必要になります。売却益(譲渡所得)が出た場合は税金を納める義務があり、仮に譲渡損失(赤字)が出た場合でも、確定申告を行うことで節税につなげられるケースがあります。
本記事では、不動産売却に伴う確定申告の基本的なやり方や必要書類、節税に不可欠な特別控除のポイントを分かりやすく解説します。
不動産売却で確定申告が必要なケース・不要なケース
売却後に確定申告が必要かどうかは、売却益(譲渡所得)が発生したかによって決まります。
確定申告が「必要」なケース
- 売却益(譲渡所得)が出た場合
購入時の費用や売却にかかった経費(仲介手数料など)を差し引いても利益が出た場合は、確定申告および税金の納付が必要です。 - 3,000万円特別控除などの特例(特例制度)を適用したい場合
マイホームの売却で「3,000万円特別控除」などを適用し税金をゼロにする場合、控除を適用するために確定申告が必須となります。
確定申告が「任意(やったほうが得)」なケース
- 売却損(赤字)が出た場合
売却により損失が出た場合は税金がかからないため申告義務はありません。しかし、「マイホーム買い替え時の譲渡損失の損益通算・繰越控除」等の特例を利用することで、給与所得など他の所得と相殺し、所得税・住民税の還付や軽減を受けられる場合があります。
譲渡所得の計算方法と税率
課税対象となる「譲渡所得」は、以下の計算式で算出します。
譲渡所得 = 収入金額 -(取得費 + 譲渡費用)- 特別控除額
- 収入金額:不動産の売却代金
- 取得費:物件の購入代金(建物は減価償却後)や購入時の各種手数料
- 譲渡費用:売却時にかかった仲介手数料、印紙代、解体費用など
所有期間による税率の違い
不動産を所有していた期間によって、課税される税率(所得税・復興特別所得税・住民税)が異なります。所有期間の境界は売却した年の1月1日時点で判定します。
- 短期譲渡所得(所有期間5年以下):計 39.63%
- 長期譲渡所得(所有期間5年超):計 20.315%
不動産売却の確定申告の手順・流れ
確定申告は、売却した翌年の2月16日〜3月15日の間に行います。
STEP 1:必要書類を準備・収集する
早めに以下の書類を揃えておきましょう。
- 売買契約書(購入時・売却時の両方)
- 領収書関係(仲介手数料、登記費用、リフォーム費用、解体費用など)
- 登記事項証明書(登記簿謄本)
- 給与所得の源泉徴収票(会社員・公務員の場合)
- 本人確認書類・マイナンバーカード
STEP 2:譲渡所得税の計算と申告書の作成
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用するのが最もスムーズです。画面の案内に沿って売却額や取得費を入力すると、税額や特例の計算が自動で行われます。
STEP 3:申告書の提出と納税(または還付手続き)
作成した申告書は、以下のいずれかの方法で提出します。
- e-Tax(電子申告):マイナンバーカードとスマートフォン/PCで自宅から提出
- 郵送:管轄の税務署宛に送付
- 税務署窓口への持参
納税が必要な場合は、3月15日までに振替納税やクレジットカード、コンビニ・金融機関などで納付します。
まとめ:漏れなく手続きを行い節税特例を活用しよう
不動産売却後の確定申告は、書類の準備や計算に一定の手間がかかりますが、特例を活用することで大幅な節税が可能です。特に「3,000万円特別控除」や「損益通算」などの制度は、申告を行わなければ適用されません。
購入時の契約書が見つからない場合や計算が複雑な場合は、早めに税務署や税理士、売却を担当した不動産会社へ相談することをおすすめします。
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